新しいお墓の形として浸透する納骨堂。費用や価格は安いのか?東京ならどこがおすすめなのか?調べてみました! |
目次
【納骨堂】東京の人気納骨堂3選!
ここでは納骨堂の中でも人気の高い、東京の納骨堂を人気順に3つご紹介します。その前に費用や価格感について詳しく知りたいという方はコチラへ。
ページ内リンク:納骨堂の費用・価格は安いのか?
【第1位】新宿:新宿御苑前 聖陵
新宿御苑前 聖陵 | ||
墓地利用価格表
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【第2位】浅草:我妻橋天空陵苑
我妻橋天空陵苑 | ||
墓地利用価格表
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【第3位】経堂:ゆいの御廟
経堂 ゆいの御廟 | ||
墓地利用価格表
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納骨堂の費用・価格は安いのか?
結論から言うと、納骨堂は安いです。但し、一般的なお墓や民営墓地に比べては安く、永代供養墓地に比べれば高いです。
首都圏の民営墓地にかかる費用の目安がこちらになります。
首都圏の民営墓地にかかる費用の目安 | ||||
墓石・工事費用 | 永代使用料 | 年間管理料 | 合計 | |
東京23区
(0.486㎡) |
100~170万円 | 106.3万円 | 16.323円 | 208~278万円 |
東京郊外
(2.280㎡) |
110~210万円 | 114.9万円 | 16.977円 | 227~327万円 |
神奈川県
(1.668㎡) |
100~170万円 | 106.5万円 | 14.461円 | 208~278万円 |
埼玉県
(1.905㎡) |
140~360万円 | 78.6万円 | 9,437円 | 220~440万円 |
千葉県
(2.637 ㎡) |
100~170万円 | 78.1万円 | 10,246円 | 180~250万円 |
これに比べて、納骨堂の平均費用は98万4,706円(出典:「第9回 お墓の消費者全国実態調査」株式会社 鎌倉新書)です。また、納骨堂のタイプごとの平均はこのように異なります。
棚式納骨堂 | ロッカー式納骨堂 |
30~80万円 |
50~100万円 |
仏壇式納骨堂 | お墓式納骨堂 |
150~400万円 |
合祀:15~50万円、合葬:30~80万円 |
納骨堂のタイプ4つを検証!ロッカー式・ペットと一緒など!
ひとくちに納骨堂と言っても、実はその中にも様々なタイプがあります。納骨堂はそのタイプによって価格は100万円以上変わることも。どんなタイプの者があるのかよく知ってから選ぶことはとても大切です。
①棚式・ロッカー式の納骨堂 | ||
画像:実相寺青山霊廟
<ここがポイント!> ロッカー式の納骨堂は納骨数も多いため空きがあることも多く、比較的入りやすい納骨堂と言われているみたいです。 納骨堂を探すならコチラ:いいお墓 納骨堂特集 |
②仏壇式納骨堂 | ||
画像:釈迦寺小室 大納骨堂
<ここがポイント!> 仏壇式納骨堂は見栄えが良いため好まれやすく、管理や立地の面で納骨堂を選ぶけれども、あまり簡素であったり質素なのは……という方にぜひおすすめです。 納骨堂を探すならコチラ:いいお墓 納骨堂特集 |
③お墓式納骨堂 | ||
画像:大須陵苑
<ここがポイント!> こちらは一般墓が屋内に立っているもの。そのため従来のお墓参りのイメージを壊すことなく扱えるのが良いですね。 納骨堂を探すならコチラ:いいお墓 納骨堂特集 |
④ペットと一緒に入れる納骨堂 | ||
画像:経堂 ゆいの御廟
<ここがポイント!> 何と言ってもペットと一緒に眠れること!生前10数年を共にした家族を、死後も路頭に迷わせず一緒に眠ることができるのは大きな安心感を与えてくれるでしょう。 ペット化の墓地を探すならコチラ:いいお墓 ペット特集 |
永代供養墓地と納骨堂を比較してみた!
納骨堂と永代供養墓の違いっていちいち語られても分かりにくいですよね!
なので一覧にしてしまいました!これで解決!
永代供養墓 | 納骨堂 | |
一般墓に比べた費用 | 安い | 安い |
管理費用 | 無 | 基本的に有 |
契約期間 | 永代(管理団体の存続中) | 一定期間(1,5,10年ごとなど)に更新 |
承継の有無 | 基本的に無(承継も可) | 基本的に無(承継も可) |
室内・屋外 | 屋外 | 室内 |
墓石の有無 | 有 | 無 |
アクセスの良さ | △(場所による) | ◎(基本的に良好) |
その他 |
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こんな人は納骨堂を選ぼう!3つのポイント
以下の3つに当てはまる人は納骨堂が最適です。
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また、納骨堂を一時的な遺骨安置所と思っている方も少なくないですが、今では永代墓地として機能している納骨堂も珍しくありません。
継承者がいないことが基本的な前提ではありますが、もちろん代々のお墓として継いでいくことも可能なので、この3つ以外は想像以上に自由度が高いと思ってもらえるかと思います。
逆に言えば、他人と合葬されることに抵抗が無かったり、墓石がある方が望ましいと思う方は永代供養墓をおすすめします。
納骨堂を選ぶならここがポイント
納骨堂を選ぶなら次の項目を必ず確認するようにしましょう。
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納骨堂のお参りやお供えはどんな感じ?
一般的なお墓と違って、墓石が無いことも多い納骨堂のお参り。いわゆるお墓参りと違って新たに用意しなければならないものは基本的にありませんが、マナーや服装など気になる要素を確認しておきましょう。
納骨堂のお参りで気をつけたい4つのポイント
①事前予約が必要かどうかの確認 まず何よりも確認しておきたいのが、お参りの際に予約が必要かどうかです。これは納骨堂によって異なります。 最近では24時間営業なんて納骨堂も出てきましたが、失礼の無いように確認してから向かいましょう。 |
②読経するときは声の大きさに気をつけて 納骨堂のメリットにもなるのが、宗教・宗旨不問という要素。つまり色々な宗教の人や同じ仏教でも違う宗旨の方がすぐ隣にいる可能性があるのです。 そのため、読経をする際は自然な範囲で小さめに、周りに配慮して行えると良いでしょう。多くの人が参拝するからこその気配りですね。 |
③お供え物ルールは要確認、持ち物・服装はラフでOK! お供え物のルールは千差万別。生花が完全NGのところもあれば、生花はまとめて一箇所に、造花は各墓地でOKという納骨堂もあります。また、なまものは持ち帰るのが一般的です。 また、納骨堂の場合は不要になる物(墓洗いキットなど)はあっても、必要になるものは特にありません。強いていうならば屋内の場合、スリッパや靴下があると良いですね。 |
④お寺の場合は本堂→故人の順番で手を合わせよう 納骨堂の管理者は確認していますか?もしお寺が管理する納骨堂であった場合、先に本堂にお参りをしてから故人のお墓参りをするのがベターでしょう。 |
まとめ
納骨堂は一般墓に比べてはるかに費用が控えられること、今は一時的な遺骨安置所ではなく、きちんとお墓の役割を確立しており、契約によっては代々受け継ぐお墓にすることも可能だということが伝わったでしょうか?
比較的新しいお墓の形態だからといって納骨堂を選ばないのはとても勿体ないことです。これを機に納骨堂もあなたの死後のお家として、ぜひご検討ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。