単身女性の25%が希望する海洋葬とは?費用と散骨の法律問題を徹底解説!

この記事を読んでわかること

海洋葬・海洋散骨セレモニーの費用

散骨の法律問題について

海洋葬・海洋散骨セレモニーとは?

海洋葬 散骨セレモニー

海洋葬とは海上で行う散骨のことであり、献花や献杯といった儀礼的行為を合わせて行う場合、海洋散骨セレモニーと呼ばれることもあります。

散骨とは火葬後に残ったお骨を粉末状の遺灰にして、海や山といった自然へ散布する葬送法のことです。

ほとんどの散骨がただ遺灰を撒くだけである中、海洋散骨は船上で故人を讃える献杯を行ったり、遺灰と一緒に海上に花を浮かべる献花を行ったりします。

つまり、海洋散骨は数ある散骨の中でも最もセレモニー的な意味合いが強く、故人とのお別れをしっかりと演出することができるのです。

このような理由があるためか、海洋散骨は日本では最もメジャーな散骨方法となっています。

海洋葬・海洋散骨セレモニーは女性に大人気!

海洋葬 散骨セレモニー

一般社団法人日本海洋散骨協会が平成27年9月に発表した「海洋散骨に関するアンケート調査報告書」によると、海洋散骨を「希望する」と回答した男性の割合が8%なのに対して、女性の割合は15%に上ります。

また、女性の中でも単身世帯に限っていうと、「希望する」と回答した人の割合は25%にも上ります。

つまり、単身女性の4人に1人は海洋葬・海洋散骨セレモニーに強い関心があるということです。

表①→海洋葬・海洋散骨セレモニーを希望する男性の割合は8%!

海洋葬 男性

出典:「海洋散骨に関するアンケート調査報告書|一般社団法人日本海洋散骨協会(平成27年9月)」

表②→海洋葬・海洋散骨セレモニーを希望する女性の割合は15%!

海洋葬 女性

出典:「海洋散骨に関するアンケート調査報告書|一般社団法人日本海洋散骨協会(平成27年9月)」

表③→海洋葬・海洋散骨セレモニーを希望する単身女性世帯の割合は25%!

海洋葬 女性

出典:「海洋散骨に関するアンケート調査報告書|一般社団法人日本海洋散骨協会(平成27年9月)」

海洋葬・海洋散骨セレモニーの費用は?

海洋葬 散骨セレモニー

海洋葬・海洋散骨セレモニーには、「①遺骨をパウダー状にする費用」「②沖までの交通費」「③献花・献杯などのセレモニー費用」の3つの費用がかかります。

具体的にいくらかかるのかについてですが、これらの費用は「個人散骨」「合同散骨」「代理散骨」のどの散骨形式で行うのかで変わってきます。

そこで、ここからは「個人散骨」「合同散骨」「代理散骨」の種類別に費用や特徴、メリット・デメリットをまとめていきます。

個人散骨

海洋葬 散骨セレモニー

個人散骨の特徴・費用・メリット・デメリットは以下の通りです。

故人への気持ちを最もセレモニーに反映できるため、海洋葬の中では最も選ばれるプランです。

■ 特徴

船舶を自分達だけでレンタルする

セレモニーに立ち会う

■ 費用

船舶のレンタル代を全て負担するので、「合同散骨」や「代理散骨」と比べると一番高いです。

表④→海洋葬・海洋散骨セレモニーの費用ランキング -個別散骨編-

1位 メモリアルスタイル・セレモニー
  • 個人散骨「基本コース」プラン
    • 231,000円(税込)〜
  • 個人散骨「オリジナルコース」プラン
    • 296,000円(税込)〜
2位 ブルーオーシャンセレモニー
  • チャーター散骨プラン
    • 250,000円(税抜)
3位  グラン・ブルー・セレモニー
  • 貸切乗船チャーター散骨
    • 250,000円(税別)

※業者の中でも、特にセレモニー的意味合いが強いところだけを選びました。

■ メリット

他の遺族のことを気にしないで、自分たちのセレモニーにだけ集中できる

希望日時や場所も自分たちで決められる

■ デメリット

あえていうならば、散骨にしては費用が少し高いこと

合同散骨

海洋葬 散骨セレモニー

合同散骨の特徴・費用・メリット・デメリットは以下の通りです。

個人散骨の半額以下の費用で行えますが、故人とのお別れの時間が減ってしまう可能性がありますので注意が必要です。

■ 特徴

船舶を自分達だけでレンタルせず、他の遺族の方と一緒に海上に出る

セレモニーに立ち会う

■ 費用

船舶による交通費を他の遺族と一緒に負担するので、「個人散骨」よりも費用はお安くなっています。

表⑤→海洋葬・海洋散骨セレモニーの費用 -合同散骨編-

1位 ブルーオーシャンセレモニー
  • 合同乗船散骨プラン
    • 120,000円(税抜)
2位  メモリアルスタイル・セレモニー
  • 合同散骨プラン
    • 126,000円(税込)
3位  グラン・ブルー・セレモニー プランなし

※業者の中でも、特にセレモニー的意味合いが強いところだけを選びました。

■ メリット

「個別散骨」の半額以下の費用で海洋葬が行える

■ デメリット

同船する遺族の方の都合も加味しなくてはならないので、日程や場所の希望が通らないことが多い

代理散骨

海洋葬 散骨セレモニー

代理散骨の特徴・費用・メリット・デメリットは以下の通りです。

海洋葬・海洋散骨セレモニーの中では、唯一当日の散骨に立ち会わないため、故人とのしっかりとしたお別れの時間を持つことができない点に注意が必要です。

■ 特徴

船舶をレンタルしない

セレモニーにも立ち会わず、遺骨を預けて当日の散骨まで全て代理でやってもらう

■ 費用

「交通費」と「オプション費」が一切かからないため、費用に関しては海洋葬の中で最も安いです。

しかし、当日の散骨セレモニーに立ち会えないなどデメリットも多いので、必ず親族の理解を得た上で依頼してください。

表⑥→海洋葬・海洋散骨セレモニーの費用 -代理散骨編-

1位 ブルーオーシャンセレモニー
  • 代行委託散骨プラン
    • 50,000円(税抜)
2位 メモリアルスタイル・セレモニー
  • 代行(委託)散骨プラン
    • 52,500円(税込)
3位  グラン・ブルー・セレモニー プランなし

■ メリット

海洋葬の中では費用が一番安く、平均5万円前後しかかからない

■ デメリット

当日の散骨セレモニーに立ち会わないため、故人とお別れした実感が湧かない

かなり特殊な葬送法であるため、親族からの理解を得ることが難しい

散骨の法律問題とは?

散骨 法律 問題

海洋葬を含め散骨行為に関しては、「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)第4条」と「刑法第190条」に違反していないのかが問題となっていました。

しかし、これに関して法務省と厚生省(現厚労省)は、「これらの法律は散骨について規定していないため、違法とする根拠がない」という意味合いの見解を述べています。

つまり、散骨に関する法律がまだ存在しないという問題はあるものの、一応は合法として扱うということです。

また、海洋葬・海洋散骨セレモニーは公的機関からの許認可がいりません。

依頼者・業者ともに特別な許可を得たり、手続きを踏む必要がないのです。

このように現在の散骨行為はそのグレー性がとても強いため、一般社団法人「日本海洋散骨協会」は業界全体で指針となるガイドラインを発行するなどの対策を講じています。

おすすめの海洋葬・海洋散骨セレモニー業者3選!

海洋葬 散骨セレモニー

先述した通り、海洋葬・海洋散骨セレモニーを規定する法律はないため、業界にはマナーを守らない悪質な業者も存在します。

そのような悪質業者を避けるための1番の方法は、一般社団法人が制定している「海洋散骨ガイドライン」に加盟している業者に依頼することです。

しかし、加盟事業者はたくさんあるため、「どれを選べばいいのか分からない」と悩まれる方も多いでしょう。

そこで、ここからは海洋葬・海洋散骨セレモニーを行なっている優良事業者3社を紹介していきます。

1社目 ブルーオーシャンセレモニー

■ 特徴

1社目に紹介するのは、東京都江東区に拠点を置く「ブルーオーシャンセレモニー」です。

海洋葬・海洋散骨セレモニーの黎明期から事業への取り組みを行っており、10年以上に渡って多くの依頼者のセレモニーのお手伝いを行ってきました。

色とりどりのカラーが特徴のお花を海上に浮かべるなど、様々な演出を行って故人とのお別れをサポートします。

■ プラン

チャーター散骨プラン 250,000円(税抜)

合同乗船散骨プラン 120,000円(税抜)

代行委託散骨プラン 50,000円(税抜)

■ 会社概要

運営会社名:株式会社ハウスボートクラブ

問い合わせ先:0120-364-352

所在地:〒135-0002 東京都江東区住吉2-2-4

ウェブサイト:http://blueoceanceremony.jp

散骨海域:東京湾・相模湾・駿河湾・松島湾・新潟ほか全国各地

2社目 メモリアルスタイル・セレモニー

■ 特徴

2社目に紹介するのは、東京都中央区に拠点を置く「メモリアルスタイル・セレモニー」です。

海洋葬・海洋散骨セレモニーのサポートを行うのは、葬儀業界で経験を積んだベテランばかりで、なんと全員が女性とのことです。

特に単身世帯の女性から人気の海洋散骨ですが、対応するスタッフが女性だと心持ち安心する方も多いのではないでしょうか。

■ プラン

個人散骨「基本コース」プラン 231,000円(税込)〜

合同散骨プラン 126,000円(税込)

代行(委託)散骨プラン 52,500円(税込)

■ 会社概要

運営会社名:株式会社メモリアル

問い合わせ先:03-3643-1524

所在地:〒103-0027 東京都中央区日本橋3-2-14

ウェブサイト:https://sankotu-style.com/

散骨海域:東京・横浜・相模湾・江の島・葉山・三浦半島(浦賀)・横須賀・その他

3社目 グラン・ブルー・セレモニー

■ 特徴

最後に紹介するのは、東京都港区に拠点を置く「グラン・ブルー・セレモニー」です。

日本旅客船協会の正会員会社である船会社ジールが運営会社となっており、20年以上の歴史を誇る老舗業者です。

一生に一度しか立ち会えない海洋散骨も、こちらに在籍するプロに任せれば素晴らしいセレモニーとなること間違いなしです。

■ プラン

貸切乗船チャーター散骨 250,000円(税別)

■ 会社概要

運営会社名:株式会社ジール

問い合わせ先:0120-568-962

所在地:〒108-0022 東京都港区海岸3-21-35

ウェブサイト:http://www.sankotsu.net/

散骨海域:東京・横浜・湘南・北海道・沖縄・その他

海洋葬・海洋散骨セレモニーを希望するのはどんな人?

海洋葬 散骨セレモニー

海洋葬・海洋散骨セレモニーの費用やメリット・デメリットを知った上で、いまいち踏み切ることができない人はたくさんいると思います。

そこで「海洋散骨に関するアンケート調査報告書|一般社団法人日本海洋散骨協会(平成27年9月)」で海洋散骨を「希望する」と回答した人が、どのような理由からそう答えたのかをまとめてみました。

もしあなたと同じ想いを持っている人がいましたら、一度真剣に海洋葬・海洋散骨セレモニーをご検討してみてはいかがでしょうか?

■ 海洋散骨を「希望する」と答えた理由一覧

自由になりたい

子供もいないので守る人がいない

海のほうが自由で供養もしないでいい

子供たちに墓守など負担を掛けたくない

海が好き 墓は気が進まない

出典:海洋散骨に関するアンケート 調査報告書

【まとめ】海洋葬・海洋散骨セレモニーについて

海洋葬 散骨セレモニー
  • 海洋葬とは
    • 海上で行う散骨のことであり、献花や献杯といった儀礼的行為を合わせて行う場合、海洋散骨セレモニーと呼ばれることもある
  • 単身女性の4人に1人は海洋葬・海洋散骨セレモニーに強い関心がある
  • 散骨の法律問題
    • 散骨に関する法律がまだ存在しないという問題はあるものの、一応は合法